小さいとき、三越はデパートの中でも特別でした。中央吹き抜けにある大きな天女、ゆっくりゆっくり動くエスカレーター、食堂の動物園の模様のついたランチョンマット…。子供心に、「お行儀良くしなくちゃ」とすこおし緊張して歩いたものです。そんなデパートがこれまでの長い歴史と経験を元に、日本人が昔から大切にしてきた1年間のさまざまな行事や、人生の節目となる行事について、わかりやすく親しみやすい文章で説明しています。決して偉そうに教えてやる風の書き方でなく、腰の低い文章が、いかにも売り場でベテランの店員さんにお話を聞いているみたい。贅沢を言えば、後ろに索引がついていたら、もっと便利に使えると思いました。
三越の友人から貰って読みました。この手の本は、形式・格式が高く退屈なものが多い中、この本は意外とわかり易かったのが好感。けっこうすらすら読めました。ちょっとした知識のネタ本としても良いかも・・・・